コチョウランの栽培相談
はじめまして。 おおつぼと申します。 この度、胡蝶蘭の二度咲きについてご相談があり、ご連絡をさせていただきました。 1年程前にいただいた咲き終わった胡蝶蘭の花枝を途中で切り、株分けし、素焼き鉢に植え替え、13日に1度のペースで水をあげ、室内で育てていました。 1ヶ月程前にようやく花芽が出てきたのですが、その花芽の途中から新たな花芽が出てきました。 すると、もともと伸びていた花芽の先が白くなってきて、枯れてしまったみたいな状況になってしまいました。 肥料などは今まで与えておりません。 こうなった原因や、ここからどうすれば良いか、ご教示いただけないでしょうか。 何卒宜しくお願い致します。
回答:
今回、伸びてきた花芽の先端が枯れたので、脇から出てきた新しい花芽を綺麗に咲かせたいとのご質問ですね。
コチョウランの二度咲きは、十分にあまりある健康な株で行うと綺麗に花を咲かせる事が出来ます。
2回、花を咲かせるのには、それに十分な体力を持った株であることが好ましいです。
1.お名前(仮名、ハンドルネーム、ペンネーム等を使用)
( おおつぼ )
2.お住まいの都道府県、市町村
( 東京都渋谷区 )
3.性別
( 33 )
4.植物の栽培歴
( 1年 )
5.質問の植物を栽培している環境
( 室内 )
6.栽培場の高さ、階数
( 5階 )
7.日照条件
日照( 窓際の太陽光、蛍光灯 )、遮光と期間( %)、( 月~ 月)
回答:
葉焼けなどは、見られないので日の光が強すぎる事は、無いと思います。
8.温度
冬(最高 20 ℃、最低 10 ℃)、夏(最高 28 ℃、最低 15 ℃)
回答:
成育に必要な温度は、十分ですね。
9.風通し
冬( ほとんど締切 )、夏( 窓から入る風 )
回答:
ランの生育には、風通しがある場所が必要です。
体に感じるような強い風は、いりませんが、小型ファン(扇風機)の様な物で空気の流れを作ってあげると成育に良いでしょう。
10.水やり
週の水やり回数(冬 13日に1 回)、(夏 13日に1 回)、水やりの時刻( 午前10 時頃)
回答:
水のやり回数が少ないです。
コチョウランは、植え込み材料の水分が少なく成ったら与えて下さい。
季節にもよりますが、最低、週に2回以上の水を与える事に成ると思います。
水を与える時は、植え込み材料が確りと湿る様に与えて下さい。
11.水質
( 水道水 )
回答:
水は、温度差によるストレスを植物に与えないため、くみ置きが理想的です。
12.栽培環境の湿度
測っていませんでした
(冬 %)、(夏 %)
回答:
50%以上あると理想的です。
13.ご質問の株が鉢に植え込まれてからの経過年数。
( 1 年)
回答:
植え替えは、3年に1度して下さい。
14.鉢の種類と大きさ
( 素焼き鉢直径15センチ )
回答:
鉢の大きさは、ちょうど良いですね。
15.農薬の散布歴
(年 0 回 月)
回答:
コチョウランは、カイガラムシとハダニにがつくことがあるので春と秋の2回、カイガラムシとハダニに効果のある病害中庸の園芸スプレイをかけてあげると病気と害虫の発生を防げます。
16.農薬の種類と製品名、複数回答可
( )、( )、( )、( )、( )
17.その他( )
回答:
肥料は、洋蘭様の園芸肥料を適量与えて下さい。
回答:
花芽の成長が止まったのは、株に花を綺麗に咲かれる事が出来る体力が無いのと、水の与える量が少なかった為、花を咲かせるまで至らなかったものと考えられます。
花を咲かせる為には、水分を多く必要とします。
現在の管理では、ギリギリ株が生きている状態を保てている状態です。
花を2回どころか、1回でも咲かせると今の株の体力を使って、株が弱っていきます。
今一度、健康な状態のコチョウランの株姿をよく観察して、ご自身で育てている株がどの様な状態の差があるのか、見比べてあげると株の状態の変化がわかるように成ると思います。
株の為には、水やりの回数を増やして、春から肥料を与え、株に張りのある健康的な状態にしてから花を咲かせてあげると良いでしょう。
苗の事を思えば、今回の花芽は、諦めて切って次回以降に綺麗に咲いてもらう。
そのような、判断も検討してあげる事も必要です。
成育に適した温度があるので、育て方の工夫を頑張って見て下さい。
Comments